2010年10月28日木曜日

Ubuntuでコマンドのオプションを調べる

コマンドのオプションを調べる。
コマンドの機能を知りたい。
コマンドの引数のしかたを知りたい。

オンラインマニュアルの利用
日本語オンラインマニュアルのインストールは以下のようにターミナルからコマンドを入力する。
$ sudo apt-get install manpages-ja


whatis コマンドをつかい、調べたいコマンドのマニュアルの要約を表示させる。

例えばパスワードコマンドの要約を表示させる場合

$ whatis passwd
passwd (5) - パスワードファイル
passwd (1) - ユーザパスワードを変更する
passwd (1ssl) - compute password hashes

コマンドの後ろに括弧で表示されている数字がセクション番号になる。

セクション番号 説明の種類
1 実行プログラムまたはシェルのコマンド
2 システムコール (カーネルが提供する関数)
3 ライブラリコール (システムライブラリに含まれる関数)
4 スペシャルファイル (通常 /dev に置かれている)
5 ファイルのフォーマットとその約束事。例えば /etc/passwd など
6 ゲーム
7 マクロのパッケージとその約束事。例えば man(7), groff(7) など
8 システム管理用のコマンド (通常は root 専用)
9 カーネルルーチン [非標準]

セクション番号の意味を知っていれば、オンラインマニュアルの必要な場所だけを参照できる。
要約の表示はできるようになった。

詳細なマニュアルを表示させるにはmanコマンドを使う。

manコマンドのつかいかたは
man 調べたいコマンド セクション番号 と入力する

man コマンドのセクション番号1を調べる場合は

$ man passwd 1

と入力する

ターミナルに以下のように表示される


スペースバーを押して次のページに進める。
キーボードのpで前のページに戻る
キーボードのqで終了する

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