「世界の様々な民族が、それぞれに異なる歴史の経路をたどったのはなぜだろうか?」が根本的なテーマ
タイトルは、ピサロ率いる少数のスペイン軍が、インカ皇帝アタワルパの大軍に勝った直接の理由からつけられている
スタートが早いことが有利な結果をもたらすなら、何故アフリカ人が優位に立っていないのか
島国でありながら日本とニューギニアの発展に差があるのは何故か
オーストラリア大陸や南北アメリカ大陸がユーラシア大陸ほど発展しなかったのは何故か
など、例を挙げて考察している
著者は「持てるものと持たざるもの、この両者を分つ究極の要因とは何であったのか」を「環境に存在する資源に差があったからだ」と説明する
人類史において環境にある資源の差が持てるものと持たざるものを生むのなら、人間個人史でもそうなると考えられるだろうか?
たとえば、電気のある環境とない環境、公共図書館のある環境とない環境など。
銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎: ジャレド ダイアモンド, 倉骨 彰: 本
銃・病原菌・鉄〈下巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎: ジャレド ダイアモンド, 倉骨 彰: 本
0 件のコメント:
コメントを投稿